久しぶりの投稿となります、港区東麻布にある赤羽橋歯科矯正歯科の院長 岩田です。
今回は当院のメタルフリーの考え方の基になっているコヒーラ現象についてご紹介させてください。
まず、コヒーラ現象とは?
簡単に言えば金属が電磁波を引き寄せイオン化し、溶け出すことです。
口の中の金属が携帯電話やパソコン等から発生する電磁波によりコヒーラ現象を起こすとされています。その際イオン化しているため電流・電圧が生じます。ある書籍では、コヒーラ現象を起こした口の中は、心臓を動かす心電圧の約100倍にもなるとされています。
何が問題?
金属が溶けだしている訳ですから、周辺の歯肉を刺激して炎症を起こさせ、痛みや歯肉の黒ずみの原因になります。
また、口の中の電圧が高まる事で交感神経が過緊張の状態となり、肩こり・偏頭痛・耳鳴り・不眠を誘発することもあります。
歯科でよく使用されるPd(パラジウム)等は金属アレルギーの原因になりやすく、イオン化し、流れ出た金属が嚥下により
体内に吸収・蓄積します。
コヒーラ現象を起こしやすい金属・起こしにくい金属があるため、一概に金属は全てダメ!という訳ではありませんが、白(銀)色金属に過敏に反応するため、今現在歯科の保険治療において使用される金属には注意が必要です。
引用;清水英寿著 口腔内科